文商 文田中

言葉の価値を開発提案する文章作成の総合事業

小説代筆・物語制作依頼

小説代筆・物語制作依頼

こんなお悩みはありませんか?

  • アイデアを文章として形にできない
  • 自分だけのオリジナル小説が欲しい
  • 漫画や舞台、映画の原作物語が必要
  • 自伝を私小説風にまとめたい


物語を紡ぐ情熱は「人間らしさ」の証
小説や創作ストーリーの制作、つまり「空想的な物語を語ること」への欲求は、人類が言葉を得たその瞬間から始まった文化的営みと言えるでしょう。
歴史書『サピエンス全史』にも記されている通り、私たち人類は虚構(フィクション)を思い描き、共有できる能力を武器に、数多の生物の中で突出した進化を遂げました。
オリジナルストーリー、つまりフィクションは、太古から今日に至るまで、人間が「世界と自分」を結びつけるための大切な想像力の道具なのです。

小説代筆のあり方

小説の代筆には、実に多彩なご希望が寄せられます。

  • 自分の思いを物語として発信したい
  • 温めてきたストーリーを形にしたい
  • 自分の経験を物語として残したい
  • 商品やサービスを紹介するための創作物が欲しい
  • 自分のブランディングのため、オリジナルの著書を作りたい

文商田中では、メールや面談を通じてご依頼者様と密にコミュニケーションを取りながら、それぞれのニーズに合った作品を代筆します。
一部ご自身で書き始められた方でも、以下のような理由で途中で執筆が進まなくなることが少なくありません。

  • アイデアがうまくまとまらない
  • 思うように文章が書けず、自信を失う
  • 時間がなくて手がつけられない
  • 大切な作品だからこそプロに任せたい

文商田中では、こうした課題を一つひとつ解決しながら、ご依頼者様の意向に寄り添った作品作りをお手伝いします。

▼よくあるお手伝い内容

  • アイデアのブラッシュアップ
    考案された設定やプロットを練り直し、さらに魅力的な形へと仕上げます。
  • 原稿の執筆代行
    ご依頼者様が用意されたストーリーラインに基づき、小説全体を執筆。ボリュームやテーマに合わせて物語を完結させます。
  • 執筆途中からの引き継ぎ
    途中まで書かれた原稿を引き継ぎ、文体や方向性を崩さずに完成へ導きます。また、既存原稿のリライトも承ります。
  • プロモーションに活用できる小説の作成
    商品やサービスの紹介ツールとして活用できるストーリーを制作し、マーケティング要素も意識した作品をお届けします。

小説の代筆に、決まった型はありません。
10人いれば10通りのストーリー、10通りのご希望があるものです。
まずはどのような内容でも、お気軽にご相談ください。

ご依頼パターン

「設定はあるけどストーリーにできなくて…」
ご依頼者様の考案した登場人物に息を吹き込み、オリジナル世界でストーリー化します。

「アイデアはあるけど文章が書けなくて…」
「文章に自信がない・忙しくて時間がない」などの理由で執筆できない方に好評です。

「途中まで書いたが、先に進めなくなって…」
ご依頼者様の企画と未完成原稿を熟読し、文体と方向性を維持して完結まで導きます。

「企画から執筆まで全部お願いしたい!」
商品紹介やガイド本・教本など、メディアとして活用する物語をプロデュースします。

小説代筆の力

小説代筆において最も重視しているのは「筆力」です。
しかし、この筆力には「企画力」「構成力」「文章力」など幅広い要素が含まれています。
さらに、小説を執筆するには、社会への関心や哲学的な思考といった人文学的な素養も必要不可欠です。
これらを総合した力こそ、いわば「総合力」と呼べるものです。

◆小説は「総合力」が問われる複雑な構成物
小説は、広大なテーマの中からモチーフを選び出し、それを展開させ、最終的に物語として結末をつけるという作業を通じて成り立っています。
また、複数の要素やファクトを配置・連結し、まとまりのある形に仕上げる技術が必要です。
このすべてを支えるのが「総合力」なのです。

専門的な知識に頼りすぎると、かえって視野狭窄を招き、ジャンルに縛られることで作品の可能性を狭めてしまうこともあります。
これは、木を見て森を見ない状況と同じです。

例として、病院のケースを挙げてみましょう。
肩の痛みを整形外科で治療していたが、一向に改善せず、最終的に精密検査をしたところ原因は肝臓がんだった、という話を聞いたことはありませんか?
専門分野にとらわれすぎると、複雑に絡み合った全体像を見失うことがあるのです。

小説制作も同様です。多様な経験と広範な視野を持つことで、より豊かな作品が生まれます。
当方では、多様なご依頼を通じて培った経験をもとに、お客様のニーズに応じた小説づくりをお手伝いしております。
ぜひ、じっくりとお話をお聞かせください。

よい小説とは

「よい小説」とは何か。その答えは非常に明快です。「読者に感動や深い印象を与える作品」であること。
最後まで読んでもらえ、意図したメッセージや印象をしっかりと読者に届けられることが何より大切です。

小説には「コンセプト」「構造論(起承転結など)」「テーマ」「レトリック」など、あらゆる要素が重要ですが、特に「モチーフとその増幅プロセス」が成功の鍵を握ります。

◆モチーフと増幅プロセスの重要性
物語の個性的な設定(モチーフ)を軸に、読者の関心を引きつけ、そのモチーフを展開・変化(増幅)させながら物語に深みと面白さを加え、最後にオチで見事に結ぶ。この一連の流れが、小説の魅力を決定づけます。

例えば、『ドラえもん』を思い浮かべてみてください。
「未来の便利な道具を持つ猫型ロボット」というモチーフが、物語の基本設定です。そこに、未来の道具を用いて物語が二転三転し、最後に道具を活かしたオチでまとめる。この構造が、ドラえもんの魅力を支える仕組みです。

増幅プロセスには、「緊張と緩和」「カタルシス」などの物語技法が活用されますが、これらはあくまでストーリー展開のためのテクニックに過ぎません。
その根本には、やはりモチーフが存在します。

フィクションは「ウソ」であると承知の上で読まれるものです。そのため、面白くないウソに価値はありません。人々の貴重な時間を奪うに足る、魅力的な物語を紡ぐには、モチーフをいかに巧みに活用するかが肝心です。

思いのたけをお聞かせください

モチーフの選定にあたっては、お客様との綿密なコミュニケーションが欠かせません。

  • ほぼ完成しており、ブラッシュアップを求めている方
  • 途中まで仕上げており、続きの執筆を依頼したい方
  • ストーリーラインはあるが、執筆そのものを任せたい方
  • アイデア段階から、一緒に物語を練り上げたい方

モチーフが決まっている方もいれば、漠然としたイメージを持つ方、まだ何も固まっていない方もいらっしゃるでしょう。どのような段階でも、お客様が小説を通して伝えたいテーマやメッセージをじっくりとお伺いし、物語を企画・展開させ、豊かなストーリーとして仕上げるお手伝いをいたします。

ご依頼の際は、ぜひ「どんなテーマを、どのように、誰に届けたいのか」をお聞かせください。お客様の想いを最大限に引き出し、魅力的な物語として具現化いたします。

文商 文田中

ふみしょう たなか